【つまもと眼科】広島市西条岡町で白内障・緑内障手術のできる眼科クリニック|JR西条駅すぐ

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多焦点眼内レンズ術後の点眼|いつまで続ける?種類・スケジュールを解説

「手術は無事に終わったけれど、点眼薬はいつまで続ければいいの?」「さす順番や回数を間違えていないか心配…」――多焦点眼内レンズを含む白内障手術後に、こうした疑問を抱える方はとても多くいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、術後点眼は手術の成否を左右する重要なケアであり、一般的に術後1〜3か月程度にわたって複数種類の点眼薬を使い続けることが必要です。点眼の目的・種類・使用期間の目安を正しく理解することで、回復をより安心して進めることができます(個人差があります)。

  • ✅ 術後点眼が必要な理由と代表的な点眼薬の種類
  • ✅ 点眼の回数・順番・期間の目安と正しい使い方
  • ✅ よくある疑問・注意点とクリニックへの相談タイミング
📋 この記事の目次

「術後の点眼、面倒だけど本当に必要?」という疑問に答えます

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が終わると、複数種類の点眼薬が処方され、「1日に何度もさすのは大変だな」と感じる方もいらっしゃいます。仕事や家事の合間に点眼時間を確保するのは、思いのほか手間がかかるものです。

しかし、この術後点眼を途中でやめてしまったり、さし忘れが続いたりすると、眼内炎などの重篤な感染症や炎症のリスクが高まる可能性があります。眼内レンズを入れる手術は眼の中に直接触れる処置であるため、術後の感染対策と炎症コントロールは回復の質に直結します。

また、多焦点眼内レンズは遠近の複数の距離にピントを合わせる構造を持つため、単焦点レンズと比べて目が新しいレンズに慣れていく期間(神経適応)が必要です。術後の炎症が長引くと、この適応がうまく進まず、見え方の安定に時間がかかることもあります。点眼薬はその適応を支える重要な役割も担っています。

「なぜこの薬が必要なのか」を理解することで、点眼へのモチベーションも続きやすくなります。次のセクションで、術後点眼が必要な理由を仕組みから整理していきましょう。

術後点眼が必要な3つの理由と仕組み

白内障・多焦点眼内レンズ手術後に点眼が必要な理由は、大きく3つに整理できます。それぞれを理解することで、「なぜこの薬をさし続けなければいけないのか」が腑に落ちるはずです。

Point 01
感染症の予防(抗菌点眼)

手術中・術直後は眼の中が外部環境にさらされます。細菌が眼内に入り込むと「眼内炎」という重篤な状態を引き起こす可能性があります。眼内炎は視力に深刻な影響を及ぼす場合があるため、抗菌薬の点眼で細菌の増殖を抑えることが術後ケアの大前提となります。術後の点眼期間において、抗菌点眼は特に最初の数週間が重要です。

Point 02
炎症の抑制(抗炎症点眼)

手術は眼への侵襲行為であるため、術後に炎症反応が起きることは避けられません。炎症が続くと眼の充血や痛み・かすみが長引くだけでなく、後発白内障(眼内レンズの後ろの膜が濁る現象)のリスクが高まる場合があります。ステロイド系や非ステロイド系の抗炎症点眼が処方されるのはこのためです。炎症を適切に抑えることで、多焦点レンズの見え方が早期に安定しやすくなります(個人差があります)。

Point 03
眼圧の管理(眼圧上昇への対応)

術後にステロイド点眼を長期使用すると、人によっては眼圧が上昇する場合があります(ステロイド緑内障)。また、手術そのものによって一時的に眼圧が変動することもあります。緑内障リスクのある方では特に注意が必要で、定期的な眼圧測定と担当医の指示に基づいた点眼管理が求められます。担当医から眼圧についての説明があった場合は、指示された点眼を自己判断でやめないことが大切です。

術後点眼の種類とそれぞれの役割

術後に処方される点眼薬は、大きく分けて「抗菌薬」「抗炎症薬(ステロイド系・非ステロイド系)」「場合によって眼圧下降薬」の3〜4種類が一般的です。それぞれの特徴を整理しておきましょう。

① 抗菌点眼薬

細菌感染を予防するための点眼です。フルオロキノロン系などの抗菌薬が代表的で、術後早期(おおむね術後1〜4週間程度)に使用されることが多い薬です。使用期間が終わったら自己判断でさし続けず、担当医の指示に従って終了するようにしましょう(個人差があります)。

② ステロイド系抗炎症点眼薬

術後の炎症を強力に抑えるための点眼です。ベタメタゾンやフルオロメトロンなどが代表的です。効果が高い一方で、長期使用による眼圧上昇のリスクがあるため、担当医が定期的に眼圧を確認しながら使用期間を調整します。一般的に術後数週間〜約1か月程度が使用の目安となりますが、個人差があります。

③ 非ステロイド系抗炎症点眼薬(NSAIDs)

プロスタグランジンの産生を抑えることで炎症を軽減する点眼です。ジクロフェナクやブロムフェナクなどが使われることがあります。ステロイドに比べて眼圧への影響が少ないため、ステロイドの点眼回数を減らしながら並行して使用されることが多く、術後1〜3か月程度にわたって処方されるケースもあります(個人差があります)。

④ 眼圧下降点眼薬(必要な場合)

ステロイドの影響などで眼圧が上昇した場合、あるいはもともと緑内障を有する方では、眼圧を下げる点眼が追加処方されることがあります。この点眼は自己判断でやめると眼圧が再び上昇するリスクがあるため、必ず担当医の指示に従って使用・終了を判断してください。

⚠ 注意:点眼薬の種類・使用期間は必ず担当医の指示に従ってください

「症状が落ち着いたから」「余っているから」という理由で、点眼を自己判断で増やしたり減らしたりすることは危険です。また、余った点眼薬を後日再利用することも避けてください。術後の状態は日々変化するため、定期的な受診と担当医の評価に基づいた点眼管理が回復の質を支えます。

点眼のスケジュール・使い方・よくある誤解

一般的な術後点眼スケジュールの目安

以下は一般的な目安です。実際の処方内容・回数・期間は担当医の指示が優先されます(個人差があります)。

時期の目安 主な点眼薬 回数の目安
術後〜1週間 抗菌薬・ステロイド・NSAIDs 各1日4〜6回程度
1週間〜1か月 ステロイド(漸減)・NSAIDs・抗菌薬(終了時期は医師判断) 各1日2〜4回程度
1か月〜3か月 NSAIDs(継続)・必要に応じて眼圧下降薬 各1日1〜2回程度

上記はあくまで一般的な目安であり、処方される点眼の種類・回数・終了時期はクリニックによって異なります。「この表と違う」と感じた場合も、担当医の指示を最優先に従ってください。

複数の点眼薬を使う順番と間隔

複数の点眼薬を使用する場合、1種類ごとに5分以上の間隔を空けることが推奨されています。直後に次の点眼をさすと、先にさした薬が洗い流されてしまい効果が十分に得られない可能性があります。

さす順番については「水性の点眼→ゲル状・懸濁性の点眼」という原則がよく知られています。ただし、具体的な順番は処方された薬の種類に応じて担当医・薬剤師に確認することをおすすめします。

よくある誤解:「症状がなければ点眼はやめていい?」

⚠ よくある誤解:「目が快適ならもう点眼はいらない」は危険です

術後の眼内炎症は、自覚症状がないまま進行することがあります。「痛みがない・見え方が良い」という状態でも、内部では炎症反応が続いている可能性があります。自己判断で点眼を早期に終了することは、後発白内障や眼圧上昇などの合併症リスクを高めることがあります。必ず次の受診日に医師の評価を受けてから終了・減量を判断してください。

また、「さし忘れたから2倍の量をさした」という行動も避けてください。1回にさせる点眼液の量は1滴で十分であり、2滴以上さしても効果が倍になるわけではなく、むしろ薬液が流れ出てしまい薬が目に留まる時間が短くなります。さし忘れに気づいたら次の時間に1滴だけさすようにしましょう。

目に不調を感じたら、ささいなことでもご相談いただければと思います。

つまもと眼科の術後フォロー体制

東広島市西条岡町にあるつまもと眼科では、多焦点眼内レンズを用いた白内障の日帰り手術に対応しており、選定療養実施施設として認定されています。手術後の定期フォローも院内で一貫して行える体制を整えています。

  • 🔬 OCT(光干渉断層計)をはじめとする各種検査機器を院内に完備しており、術後の網膜・眼内の状態を詳細に評価できます。初診から術後フォローまで院内で一貫した検査・診療が可能です。
  • 🏥 日帰り手術に対応しており、月曜・水曜・木曜・土曜の外来診療に加え、火曜午後は手術日として設けています。お仕事をお持ちの方にも通いやすいよう配慮しています。
  • 🚶 JR西条駅南口から徒歩約1分・駐車場12台完備・全面バリアフリー設計で、術後の通院負担を軽減。高齢の方や車いすご利用の方にも安心してご来院いただけます。
  • 💬 病気や治療方針についてしっかりと説明し、患者さまが不安とうまくつきあいながら回復できるようサポートすることを大切にしています。点眼の疑問もお気軽にご相談ください。

津間本 裕一 院長 より

「多焦点眼内レンズは、見え方の幅が広がる一方で、術後に目が新しいレンズに適応していくための期間が必要です。その適応を支えるのが、術後の点眼ケアと定期的な経過観察です。点眼の回数や種類が多くて戸惑うこともあるかと思いますが、一つひとつ丁寧にご説明しますので、わからないことはどんな小さなことでもお気軽におっしゃってください。地域の皆さまの『より良い視力』の実現に向けて、術後のフォローも含めてしっかりサポートしてまいります。」

よくあるご質問(FAQ)

Q 術後点眼はいつまで続ければいいですか?

A 一般的には術後1〜3か月程度が目安とされていますが、使用する点眼薬の種類によって終了時期が異なります。抗菌薬は術後数週間で終了することが多く、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)はより長期にわたって処方されることがあります(個人差があります)。自己判断でやめずに、必ず次回の受診時に担当医に確認してから終了・減量してください。

Q 多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズで、術後点眼に違いはありますか?

A 基本的な術後点眼の目的(感染予防・炎症抑制)はどちらも同じです。ただし、多焦点眼内レンズはドライアイの影響でハロー(光の輪)やグレア(まぶしさ)が感じやすくなることがあり、術後の状態によっては人工涙液(目薬)が追加されることもあります。見え方の安定には時間がかかることがあるため(個人差があります)、術後の炎症コントロールが特に重視されます。

Q 点眼薬をさし忘れた場合はどうすればいいですか?

A さし忘れに気づいた時点で、1滴だけさすようにしましょう。次の点眼時間との間隔が近い場合は、その回はスキップして次のタイミングに戻すようにしてください。「2回分をまとめてさす」ことは避けてください。さし忘れが続く場合は、スマートフォンのアラームや点眼時間のメモを活用することをおすすめします。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ 術後点眼は感染予防・炎症抑制・眼圧管理の3つの目的があり、多焦点眼内レンズ術後の回復に欠かせないケアです
  • ✅ 使用期間の目安は一般的に術後1〜3か月程度ですが、薬の種類・個人差により異なるため、自己判断での中止は避けてください
  • ✅ 複数の点眼を使う場合は5分以上間隔を空けてさすことが推奨されています(順番は担当医・薬剤師に確認を)
  • ✅ 「症状がないから大丈夫」という自己判断は危険。定期受診での医師評価が術後管理の基本です
  • ✅ 点眼に関する疑問は、担当医に遠慮なく相談しましょう。小さな疑問を解決することが回復の質につながります

術後の点眼でご不安なことはありませんか?

広島県東広島市西条岡町のつまもと眼科では、多焦点眼内レンズを用いた白内障日帰り手術から術後フォローまで一貫して対応しています。点眼の疑問・見え方の気になる変化など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

目に不調を感じたら、ささいなことでもご相談いただければと思います。

監修医師プロフィール

著者写真

津間本 裕一(院長)

略歴
1995年愛媛大学 卒業
1995年広島大学医学部附属病院(現:広島大学病院) 入局
1995年広島鉄道病院(現:JR広島病院) 勤務
1996年因島市医師会病院(現:因島医師会病院) 勤務
1997年マツダ病院 勤務2001年広島大学大学院 卒業(医学博士)
2001年広島大学大学院歯薬学総合研究科視覚病態学(文部教官)
2002年広島大学医学部眼科学教室 医局長・緑内障外来主任
2004年つまもと眼科 入職

資格
日本眼科学会認定眼科専門医

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。