【つまもと眼科】広島市西条岡町で白内障・緑内障手術のできる眼科クリニック|JR西条駅すぐ

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多焦点眼内レンズと乱視|白内障手術で乱視は治る?東広島市つまもと眼科

「白内障の手術を勧められたけれど、自分は乱視もあるから多焦点眼内レンズが使えるのか心配…」そう感じている方は少なくありません。

結論からお伝えすると、乱視があっても多焦点眼内レンズを使える場合があります。乱視の程度や種類によっては、乱視矯正機能を持つ多焦点眼内レンズ(トーリック多焦点眼内レンズ)を選ぶことで、白内障と乱視を同時に対処できる可能性があります。ただし、乱視の状態や目の条件によって適応が異なるため、眼科専門医による精密な検査と相談が欠かせません。

この記事では、多焦点眼内レンズと乱視の関係を、できるだけわかりやすくご説明します。

  • ✅ 乱視があると多焦点眼内レンズは使えないのか
  • ✅ 乱視矯正に対応した眼内レンズの種類と選び方の考え方
  • ✅ 多焦点眼内レンズを検討する際に知っておきたい注意点
📋 この記事の目次

乱視があると白内障手術がうまくいかない?よくある不安

白内障の手術を検討しているとき、「自分は昔から乱視がある」「乱視が強いと手術後も見えにくいままなのでは」という不安を抱える方は非常に多くいらっしゃいます。特に、多焦点眼内レンズに興味があるけれど乱視があるから諦めていた、という声も聞かれます。

まず大切なのは、乱視があること自体が白内障手術の妨げになるわけではないという点です。白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。この眼内レンズの選び方によって、術後の見え方の質が大きく変わります。

乱視を持つ方が多焦点眼内レンズを検討する際に特に気になるのは、次のような点ではないでしょうか。

  • 多焦点眼内レンズは乱視があると効果が出にくいと聞いた
  • 乱視があっても遠くと近くの両方が見えるようになるのか
  • 乱視の強さによっては多焦点が使えないケースがあるのか
  • 手術後に乱視が残ってしまうことはないのか

これらの疑問は、多焦点眼内レンズの仕組みと、乱視との関係を正しく理解することで、ある程度整理できます。次のセクションで、乱視の基本から順を追って解説します。

乱視が与える「見え方」への影響

乱視とは、角膜(黒目の表面)や水晶体の形が、完全な球面ではなくラグビーボールのようにゆがんでいる状態です。光が一点に集まらず、像がぼやけたり二重に見えたりします。

乱視は遠視・近視と組み合わさって存在することが多く、白内障のある目では、水晶体が濁ることによる見えにくさに加え、乱視によるぼやけも重なっています。手術で白内障を解消しても、角膜の乱視が残っていれば、術後も乱視による見えにくさが続くことがあります。

「多焦点は乱視に向かない」は本当か?よくある誤解

かつては、乱視が強い方には多焦点眼内レンズは適さないとされていました。これは、多焦点レンズが光を複数の焦点に分散させる構造上、乱視による像のぶれがさらに見えにくさを生じさせるリスクがあったためです。

しかし現在では、乱視矯正機能を組み込んだ多焦点眼内レンズ(トーリック多焦点眼内レンズ)も登場しており、乱視を持つ方でも多焦点レンズを検討できるケースが広がっています。もちろん適応には条件があるため、眼科での精密検査が必要です。

そもそも乱視とは?眼内レンズとの関係を仕組みから理解しよう

多焦点眼内レンズと乱視の関係を正しく理解するために、乱視の種類と、眼内レンズが視力矯正にどう関わるかを整理しましょう。

Point 01 乱視の種類
角膜乱視と水晶体乱視、どちらが問題になるか

乱視には大きく「角膜乱視」と「水晶体乱視」があります。白内障手術で取り除かれるのは水晶体ですので、水晶体乱視は手術によって解消される可能性があります。一方、角膜乱視は手術後も残ります。術後の見え方に影響するのは主に角膜乱視であり、その程度が眼内レンズ選びの重要な判断材料になります。

Point 02 単焦点・多焦点レンズの違い
眼内レンズの種類と見え方の特徴

単焦点眼内レンズは一点の距離にピントを合わせるレンズで、保険診療が適用されます。遠くに合わせると手元を見るときに老眼鏡が必要になります。多焦点眼内レンズは遠くと近く(または中間距離も含む複数の距離)にピントが合うよう設計されたレンズで、老眼の改善が期待できる点が特徴です。眼鏡への依存度を下げたい方に選ばれることが多いレンズです。

Point 03 乱視と多焦点レンズの相性
乱視の程度が「適応」の鍵になる

多焦点眼内レンズは、光を複数の焦点に分けて届ける精密な光学設計をしています。そのため、角膜乱視が残っていると、複数の焦点それぞれに乱視によるぶれが加わり、見え方の質が下がりやすくなります。乱視の程度が軽度であれば影響は比較的小さいとされますが、乱視が強い場合は乱視矯正機能付きのトーリックタイプを選ぶことが重要になります。適応の判断は精密検査の数値をもとに医師が行います。

乱視の強さはどう判断する?

乱視の強さは「ジオプトリー(D)」という単位で表されます。一般的に、角膜乱視が約1.0D以上になると多焦点眼内レンズの見え方に影響が出やすいとされており、約1.5D以上ではトーリック(乱視矯正)タイプの選択が検討されるケースが多いとされています(目安であり、個人差があります)。

ただし、この数値だけで判断するのではなく、乱視の軸の方向や、角膜の形状、瞳孔の大きさなど複数の要素を総合的に評価して適応を検討します。精密な検査なしには判断できない部分ですので、まずは眼科での受診が大切です。

不正乱視がある場合の注意点

乱視には「正乱視」と「不正乱視」があります。正乱視は角膜の曲率が一定方向に偏っているもので、眼内レンズで矯正しやすいタイプです。一方、不正乱視は角膜の形が不規則にゆがんでいる状態で、円錐角膜などが代表例です。

⚠️ ご注意ください
不正乱視がある場合は、眼内レンズによる矯正が難しいとされており、多焦点眼内レンズの適応とならないケースがあります。自己判断せず、必ず眼科専門医に相談してください。

乱視対応の多焦点眼内レンズ(トーリック多焦点)とは

乱視を持つ方が多焦点眼内レンズを検討する場合、「トーリック多焦点眼内レンズ」と呼ばれるレンズが選択肢のひとつになります。このセクションでは、その特徴とメリット・デメリットをわかりやすく整理します。

トーリック多焦点眼内レンズの仕組み

「トーリック」とは、レンズ自体に乱視矯正の機能を組み込んだタイプを指します。通常の多焦点レンズに乱視矯正の度数を加えたレンズであり、白内障・乱視・老眼の三つを同時に対処することが期待できるレンズです(個人差があります)。

手術の際は、角膜の乱視の軸に合わせてレンズを正確な向きに固定する必要があります。そのため、術前の精密な角膜形状解析と、手術中の位置合わせが特に重要になります。

多焦点眼内レンズのメリットとデメリット

✅ 多焦点眼内レンズのメリット

  • 遠くと近く(または中間)の両方が見やすくなることが期待できる
  • 術後の眼鏡への依存度が下がる可能性がある
  • 乱視対応タイプ(トーリック)なら乱視も同時に対処できる場合がある
  • 日常生活での利便性が向上することが期待できる

⚠️ 多焦点眼内レンズのデメリット・注意点

  • 夜間に光がにじんで見える(グレア・ハロー)が生じることがある
  • 単焦点に比べてコントラスト感度がやや低下することがある
  • 乱視の程度や目の状態によっては適応にならない場合がある
  • 選定療養(自己負担あり)となり費用が発生する
  • 慣れるまでに時間がかかることがある(個人差があります)

単焦点レンズとの比較:乱視がある場合の選択肢

比較項目 単焦点眼内レンズ
(保険診療)
多焦点眼内レンズ
(選定療養)
トーリック多焦点
(乱視対応・選定療養)
見える距離 一点(遠・中・近のいずれか) 遠くと近く(または中間も) 遠くと近く(または中間も)
乱視矯正機能 なし(トーリック単焦点はあり) なし あり
保険適用 あり 選定療養(一部自己負担) 選定療養(一部自己負担)
術後の眼鏡 手元や遠くに眼鏡が必要なことが多い 眼鏡への依存度が減ることが期待できる 乱視+老眼の両方に対処できる場合がある
適応(乱視強め) トーリックタイプが選択肢に 乱視が強いと不向きな場合あり 乱視がある方の多焦点の選択肢

どのレンズが自分に合う?選択のポイントと注意事項

多焦点眼内レンズを選ぶかどうか、またトーリックタイプが必要かどうかは、目の状態・生活スタイル・希望する見え方によって異なります。ここでは、検討にあたって知っておくべきポイントを整理します。

術前検査で確認すべき目の状態

眼内レンズの適応を判断するためには、術前の精密検査が不可欠です。主に確認される項目は以下のとおりです。

  • 角膜形状解析:乱視の種類(正乱視・不正乱視)と軸の向き・強さを確認する
  • 眼軸長測定:眼球の前後の長さを計測し、挿入するレンズの度数を計算する
  • 瞳孔径の確認:暗い環境での瞳孔の大きさが多焦点レンズの見え方に影響する
  • 網膜・視神経の状態確認:緑内障や黄斑疾患があると多焦点レンズの見え方に影響する場合がある
  • ドライアイの有無:ドライアイが強いと術後の見え方が不安定になることがある

これらの検査データをもとに、眼科専門医が個々の目の状態に合ったレンズを提案します。「多焦点にしたい」という希望があっても、目の状態によっては単焦点を勧めることがあるのは、より良い術後の見え方を優先しているからです。

生活スタイルから考えるレンズの選び方

技術的な適応だけでなく、ご自身のライフスタイルも大切な判断材料です。以下のような点を参考にしてみてください。

  • 読書・手元作業が多く、眼鏡なしで手元を見たい → 近方にも焦点が合う多焦点が選択肢に
  • 車の運転が多く、夜間の見え方を重視したい → グレア・ハローの影響が少ない単焦点を検討することも
  • パソコン作業が多い → 中間距離に対応した多焦点レンズが選択肢に
  • 眼鏡に依存したくない、できれば裸眼で過ごしたい → 多焦点眼内レンズが選択肢に
  • 費用を抑えたい → 保険診療の単焦点眼内レンズが選択肢に

大切なのは、「どのくらい眼鏡から解放されたいか」と「見え方の質と費用のバランス」を自分自身でよく考えることです。多焦点眼内レンズが必ずしもすべての方にとってベストとは限りません。

費用について知っておきたいこと

白内障手術(単焦点眼内レンズ・保険診療)の費用は、自己負担割合によって異なります。つまもと眼科での目安は以下のとおりです。

種別 1割負担の方 3割負担の方
白内障手術(単焦点・保険診療) 約15,000〜20,000円(目安) 約45,000〜60,000円(目安)
多焦点眼内レンズ(選定療養) 保険診療費用+多焦点レンズ代(自己負担)※金額は院内要確認

多焦点眼内レンズは「選定療養」という仕組みで提供されます。保険診療と自己負担の組み合わせになるため、単焦点に比べて費用がかかります。レンズの種類によって金額が異なりますので、詳しくは受診時にご確認ください。

⚠️ ご注意ください
多焦点眼内レンズは一度挿入すると取り替えが難しいレンズです。術前に十分な情報収集と医師との相談を行い、納得したうえで選択することをお勧めします。また、すべての方が多焦点眼内レンズの適応になるわけではありません。緑内障や黄斑変性などの眼疾患がある場合は、適応外となることがあります。

目に不調を感じたら、ささいなことでもご相談いただければと思います。

つまもと眼科の白内障・多焦点眼内レンズへのこだわり

広島県東広島市西条岡町にあるつまもと眼科では、白内障・緑内障の日帰り手術に対応し、選定療養実施施設として多焦点眼内レンズを用いた白内障手術も行っています。院長の津間本 裕一医師は、広島大学医学部附属病院での入局以降、大学病院で緑内障外来主任・医局長として経験を積み、2004年に当院を開院しました。

    • 🔬 OCTをはじめとする各種検査機器を院内完備:初診から術後フォローまで、院内で一貫した検査・診療が行える環境を整えています
    • 🏥 多焦点眼内レンズ(遠近両用・中距離用)の2種に対応:患者さまの生活スタイルや目の状態に合わせてご相談します
    • 🚶 JR西条駅南口から徒歩約1分、全面バリアフリー設計:高齢の方や車いすをご利用の方も安心してご来院いただけます
    • 📅 土曜16時まで診療・火曜午後は手術日:平日の受診が難しい方にも受診しやすいスケジュールを設けています
  • 💬 ネット受付対応:いつでもスムーズに受付ができます

👨‍⚕️ 院長コメント / 津間本 裕一(眼科専門医)

「より良い視力」の提供を目指し、地域の皆さまの目の健康に貢献することを使命と考えています。多焦点眼内レンズと乱視の関係は、患者さまにとって分かりにくい部分も多いと思います。病気や治療方針についてしっかりとご説明し、不安とうまくつきあっていけるよう丁寧にサポートいたします。白内障のことはもちろん、見え方のちょっとした変化や気になることも、ぜひ気軽にご相談ください。東広島市西条での地域医療に、これからも誠実に向き合ってまいります。

よくある質問(FAQ)

Q 乱視が強いのですが、多焦点眼内レンズは使えますか?
A 乱視の程度や種類(正乱視か不正乱視か)によって異なります。正乱視であれば、乱視矯正機能を持つトーリック多焦点眼内レンズが選択肢になることがあります。ただし、不正乱視や乱視が非常に強い場合は適応外となることもあります。術前の精密検査の結果をもとに医師がご説明しますので、まずはご相談ください。
Q 多焦点眼内レンズを入れれば、術後は完全に眼鏡が不要になりますか?
A 多焦点眼内レンズは眼鏡への依存度を下げることが期待できますが、すべての距離で完全に眼鏡が不要になるとは限りません。細かい文字を読む際や、夜間の運転時など、状況によっては眼鏡が必要になるケースもあります(個人差があります)。術後の見え方については事前に医師とよくご相談ください。
Q 白内障手術は日帰りで受けられますか?入院は必要ですか?
A つまもと眼科では白内障手術を日帰りで行っています。手術当日は一定の安静時間が必要ですが、入院は不要です。術後は定期的な経過観察が必要になりますので、医師の指示に従ってご来院ください。なお、全身状態や目の状態によっては入院が必要と判断されるケースもありますので、事前に医師にご確認ください。
Q 緑内障があっても多焦点眼内レンズの手術を受けられますか?
A 緑内障の状態(進行度や視野の状態)によっては、多焦点
A 緑内障の状態(進行度や視野の状態)によっては、多焦点眼内レンズの適応外となる場合があります。多焦点レンズは光を複数の焦点に分散させる構造上、視野に影響のある緑内障では見え方の質が下がりやすいとされているためです。ただし、軽度の緑内障であれば個別に判断することもあります。白内障と緑内障を両方お持ちの方は、眼科専門医にご相談ください。つまもと眼科では緑内障の診療・手術にも対応しておりますので、総合的にご相談いただけます。

📝 この記事のまとめ

  • ✅ 乱視があっても多焦点眼内レンズを選べる場合がある。乱視の種類・程度・目の状態が適応の鍵になる
  • ✅ 乱視矯正機能付きのトーリック多焦点眼内レンズなら、白内障・乱視・老眼を同時に対処できる可能性がある(個人差があります)
  • ✅ 不正乱視や緑内障・黄斑疾患がある場合は多焦点が適応外になることがあるため、術前の精密検査が不可欠
  • ✅ 多焦点眼内レンズは選定療養(一部自己負担)となる。レンズ代の詳細は院内でご確認を
  • ✅ 見え方の希望・生活スタイル・目の状態を総合的に考え、眼科専門医とよく相談してレンズを選ぶことが大切

白内障・多焦点眼内レンズのご相談は
つまもと眼科へ

広島県東広島市西条岡町にあるつまもと眼科では、選定療養実施施設として多焦点眼内レンズを用いた白内障日帰り手術に対応しています。乱視がある方の眼内レンズ選びも、精密な検査のうえで丁寧にご説明いたします。見え方の変化やちょっとした不安も、どうぞお気軽にご相談ください。

目に不調を感じたら、ささいなことでもご相談いただければと思います。 📞 お電話でのご相談

監修医師プロフィール

著者写真

津間本 裕一(院長)

略歴
1995年愛媛大学 卒業
1995年広島大学医学部附属病院(現:広島大学病院) 入局
1995年広島鉄道病院(現:JR広島病院) 勤務
1996年因島市医師会病院(現:因島医師会病院) 勤務
1997年マツダ病院 勤務2001年広島大学大学院 卒業(医学博士)
2001年広島大学大学院歯薬学総合研究科視覚病態学(文部教官)
2002年広島大学医学部眼科学教室 医局長・緑内障外来主任
2004年つまもと眼科 入職

資格
日本眼科学会認定眼科専門医

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。